11月「焼藷(やきいも)」
焼芋屋寂しき声を売ってをり 佐藤博一 様
鈴木榮子先生選評:
焼芋屋さんの引いて行く姿が目に浮かびます。寂しい、悲しいは直接詠まないと言われていますが、この作品は情景をよく捉えており、遠のいて行く声が聞こえるようです。
石焼藷割れば黄金の湯気放つ 岩田勇 様
焼藷を包みて英字新聞紙 田中朋 様
焼藷の阿弥陀くじで買いにけり 西山ひろ子 様
焼芋や八坂神社の朱の鳥居 龍岡 晋
水原秋桜子先生に「俳句で煮しめた顔」といっていただいた方です。 文学座リーダーで、役者および演出家。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。