10月「葡萄(ぶどう)」
名宛て父便り母なる葡萄受く
近藤博 様
身長が話題となりぬ葡萄棚
澤田はじめ 様
昼どきの葡萄二房一人旅
俵藤正克 様
盛られたる大き粒から葡萄食ぶ
近藤博 様
葡萄食ふ一語一語の如くにて
中村草田男
中村草田男の有名な句です。葡萄の一粒一粒が一語一語の教えのように感じられたのです。格調の高い句です。
【鈴木榮子先生コメント】
優秀賞の句は、故郷から葡萄が送られてきて、名宛を書いたのは父で、中の手紙は母だったようです。父母が2人で自分のために荷造りして送ってくれたと思うと、ありがたさが一層と込み上げてくる作者です。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。