俳句庵
季題 3月「大試験」

- 着くたびに駅を確かむ受験生
- 吉田 かずや 様

- 先ず衣服整えてゆく大試験
- 山地 美智子 様
- 今もなほ夢にまで見る大試験
- 佐藤 博一 様
- 年上の後輩ならむ大試験
- 鈴木 眞由美 様
佳句鑑賞
- 空白ある答案用紙大試験
- 鈴木榮子
- 大試験勉学を恋ふ戦中派
- 鈴木榮子
鈴木榮子先生コメント
吉田さん、受験生の気持ちをよく詠みとめています。大事なことになるとこの様なものです。まだ先だと思っても「着くたびに~」以下が受験生の気持ちを全く表しております。山路さんの句は中七が気持ちをよく表しています。佐藤さんの句、試験用紙を前にすると、もっと勉強しておけばよかったと思うものです。鈴木さんの句、隣の席が年長者なのだろう。世の中に出ればそのハンディをまた、ひっくり返せるかも。
大試験は投句者各々経験のことで身に沁みました。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。