Philosophy 経営理念・ビジョン
ミッション・大切にしている心
Section Philosophy
よりおいしい海苔を、
より多くのお客様に楽しんでいただく。
「よりおいしい海苔を、より多くのお客様に楽しんでいただく」
この経営理念は、2015年に明文化したものです。
長い歴史を有し、業界を牽引する立場ゆえに、当時の私たちは「向かうべき道」を見失い、たびたび意見の衝突を引き起こしていました。
そのような状況を打破し、社員全員の気持ちをひとつにするため、社員一人ひとりから出たキーワードを紡いだ言葉を活用して、全員で作ったものがこの経営理念です。
この言葉を生み出すことで、
山本海苔店にとって「海苔」とは、日本人にとってのソウルフードであること。
そして、次世代に必ず継承すべき「日本の食文化」であること。
これらを社員全員が再確認することができました。
さらに、この理念の策定後から経営会議などでの意見対立が減り、
社員個々、ひいては会社全体の動きが非常に活発になったことによって、
当時の逆境に立ち向かうことができたのです。
苦境を打破するためには、トップのすべての言葉に従う必要はありません。
全員で作った「社」として出している正解、つまり「理念」をしっかりと策定すれば、
その「理念」に沿って、皆が腹落ちして動くことができるのです。
理念そのものとしての価値ももちろん、社員全員で理念を作り上げるプロセスと、
それらを軸に「組織」として変革を進めることに、この言葉は大きな価値がありました。
私たちはこの経営理念を大切にしたうえで、
「よりおいしい海苔」を日本橋から世界に向けて「新しい価値」とともに、お届けしてまいります。
行動指針
「お客様に喜んでいただく」こころ
「働いている人を大切にする」こころ
当社には長年大切にしている、2つの「行動指針」と2つの「こころ」があります。
行動指針
- お客様の最も求める海苔を最も廉価で販売せよ(=適正価格)
- 山本の看板が付いた海苔は一帖たりとも不良品があってはならない (=品質主義)
海苔業界の未来と、おいしい海苔をつくる生産者を守り育てる責務を背負って、最高品質の「若く柔らかい海苔」を適正な高値で仕入れること。
そして、生み出した「最高に価値のあるおいしい海苔」をお客さまに可能な限り廉価でお届けできるよう、最大限に努力すること。
こころ
- お客様に喜んでいただくこころを大切にする
- 働いている人を大切にする
社員一人ひとりが、大きな「やりがい」を持って働ける職場づくりを実践することで、お客様の立場に立って考える力を養い、誠心誠意「真心」を持った仕事を行うこと。
これらの社是を胸に刻み、私たちは「おいしい海苔」の「最後の砦」として日々邁進しています。
私たちは業界のトップランナーでありながら、常に時代に即した商いを行い「伝統は革新の連続である」という姿勢を持ち続けることが、非常に重要であると考えています。
「革新」に挑戦するとともに、「お客様」そして「社会」から常に学ぶことを忘れず、今後もニーズに応じた新しい商品・サービスをご提供すること。
そして、私たちが誇る「おいしい海苔」を筆頭とした、伝統ある健康的な日本の食文化を守り、発展させることをお約束します。