12月「餅(もち)」
農場の日の出を背なに餅をつく 齋藤洋伸 様
鈴木榮子先生選評:
日の出を背な、ということは相当早い餅つきです。きっと、子牛が生まれたとかよいことがあったのでしょう。さぞおいしい餅がつけたでしょう。餅つきは冬の季語です。
餅切るや心に定規押し当てて 佐藤博一 様
嫁ぎたる子も今餅を焼きをらむ 田中朋 様
神棚に新餅供え旅に出る 永田よう子 様
かるがると上る目出度し餅の杵 高浜虚子
餅つきの様子が見えるようです。よい句は一度詠んだら覚えてしまう力があります。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。