神奈川県 井手 浩堂 様
岐阜県 横山 道男 様
大阪府 鈴木千年 様
愛知県 いちご一会 様
安立 公彦
歳時記は、兎について、灰褐色の野兎、十月中旬から冬の間、朽葉色から白兎となる越後兎などがあり、狩猟獣として冬とする。兎網や鉄砲で山野に兎狩をやる。毛皮は防寒具、毛は毛筆となり、肉は兎汁、兎鍋などにして食べる。と記している。身近な生物である。 優秀賞の句は、歌にもある兎への思いを、良く生かしている。 入賞の三句。佳句の四句も、兎と人との取り合わせを、多面から俳句にまとめてある。その何れも、兎への思いに親愛感を寄せているところに、兎の善さを感じる思いがする。 今月の佳句。<ケージより抱上ぐ兎手に温し 高見正樹>。<子兎の鼓動この手にこの指に 佐藤美智子>。<稚を抱くやうに兎を抱きにけり 石塚彩楓>。<深々と足跡残す兎かな 庄司芳彦>。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。
今月の応募作品
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安立 公彦 先生 コメント
歳時記は、兎について、灰褐色の野兎、十月中旬から冬の間、朽葉色から白兎となる越後兎などがあり、狩猟獣として冬とする。兎網や鉄砲で山野に兎狩をやる。毛皮は防寒具、毛は毛筆となり、肉は兎汁、兎鍋などにして食べる。と記している。身近な生物である。
優秀賞の句は、歌にもある兎への思いを、良く生かしている。 入賞の三句。佳句の四句も、兎と人との取り合わせを、多面から俳句にまとめてある。その何れも、兎への思いに親愛感を寄せているところに、兎の善さを感じる思いがする。
今月の佳句。<ケージより抱上ぐ兎手に温し 高見正樹>。<子兎の鼓動この手にこの指に 佐藤美智子>。<稚を抱くやうに兎を抱きにけり 石塚彩楓>。<深々と足跡残す兎かな 庄司芳彦>。
◎ 優秀賞、入賞に選ばれた方には、山本海苔店より粗品を進呈いたします。
今月の応募作品